第13回陽だまりオカリナコンサート

梅雨に入ったものの、晴天に恵まれた6月24日、『森のホール21』(松戸市文化会館)で陽だまりオカリナコンサートが開かれました。

『森のホール21』は名前の通り、松戸市の都市公園である『21世紀の森と広場』の一角にあり、この公園は松戸の原風景である「千駄堀の湿地と森林」の自然を守り育てることを理念としており、大変環境の良い中にある市民ホールです。コンサート会場は定員516名の小ホールで、素晴らしい会場です。

さて、このコンサートは今年で13回目と、伝統あるコンサートなっており、千葉県下はもとより遠くは長野県をはじめ、神奈川・埼玉・栃木・茨城県からの参加者もいて、全部で14ソロ、21グループの合わせて35人・団体が参加しました。

TOKOmusic教室関係では、ハート&はと(松戸市)、ゆりの木(松戸市)、オカリナ トトロ(越谷市)の3グループとピアノ伴奏で神谷多香子さん、そして河崎敦子がソロで参加しました。

ハート&はと  紫陽花オカリナ/莉燦馮、アヴェ・ヴェルム・コルプス/モーツアルト

ゆりの木    因為你(あなただから)/陳嘉文、フォスターメドレー/フォスター

オカリナトトロ クスノキ/福山雅治、海の声/島袋優

河崎敦子    I dreamed a dream/シェーンベルク、残酷な天使のテーゼ/佐藤英敏

 

 

オカリーナ・アンサンブル・コンサート

6月11日は橋倉千秋さんのオカリナ曲集第2弾「オカリナを吹こう」の出版記念のコンサートにアルモーニア(イタリア語でハーモニーの意)のメンバーとして出演しました。

場所は日本女子大学の近くにある雑司が谷音楽堂です。住宅街の中の小さな音楽ホールです。

会場へのアクセスは、なんと都内に残された唯一の都電である荒川線に乗って出かけました。降車駅は鬼子母神駅ということで、駅前にある鬼子母神もお参りしてきました。駅の近くには手塚治虫が住んだことで有名な並木ハウスもあるそうですが、そちらは訪ねることができなくて残念でした。

コンサートは2部構成で、第1部が橋倉千秋さんを中心に、第2部がアルモーニアを中心に、それぞれギターの鈴木亜理沙さん、ハンマーダルシマーの青木陽子さんも参加され、華やかなコンサートとなりました。

 

番外編

平成30年1月6日、鬼子母神を再訪しました。前回、近くまで来ていたのに、「並木ハウス」に行かなかったためです。「並木ハウス」って、皆さん知っていますか?聞いたことがないという人が多そうですが、「並木ハウス」は我が国の漫画史上、有名な場所の一つです。

「トキワ荘」の方は聞かれたことがある人が多いと思います。「トキワ荘」は手塚治虫、藤子不二雄、石森章太郎、赤塚不二夫たちが1950年代の半ば頃住んでいたアパートで、漫画界の聖地です。残念なことに老朽化で解体され、今は残っていません。

一方、この「並木ハウス」は手塚治虫が昭和29年10月に「トキワ荘」から引っ越してきて住んだアパートで、郷里の宝塚から上京して3番目の住居となります。このアパートの部屋から、「リボンの騎士」などの名作が生まれました。現在も現役の賃貸アパートして使われています。外観は新しそうな感じでしたが、昔のままにリフォームされたそうです。