第2回メロディパーティ

平成29年11月26日、越谷市北部市民会館において第2回メロディパーティを開催しました。

北部市民会館は大袋地区にあります。今から20年くらい前に、子どものピアノの発表会で出かけたような記憶があります。駅からさほど遠くなかったイメージですが、農村が急激に都市化して町になったような真っ直ぐでない、ごじゃごじゃとした道を通り、市民会館につくと、多分表だと思われる方からは入れず、裏口が玄関となっている不思議な建物といった定かでない記憶です。

今回、大袋駅に着くと、橋上化した近代的な駅舎となり、西口の駅前広場もでき、駅前から延びる都市計画道路は広く、真っ直ぐで、往時の記憶と全く異なっていました。西大袋土地区画整理事業が行われ、町並みは一新していました。その広い道路を歩いていくと、右手に緑の銅板葺のいわゆる越谷様式の建物が見えてきました。それが、北部市民会館でした。昔、表側からは入れなかった建物ですが、その表側が今は広い街路に面し、堂々たるファサードを見せていました。メロディパーティの会場は3階の劇場ですが、200人が入れる規模の劇場で、ピアノなどお稽古事の発表会がよく開かれているようです。

今回の出場者はソロ14人(内2人は2場出場)、グループ15グループが参加しました。オカリナだけではなく、ギターのソロやアンサンブル、ピアノソロもありました。また、ソロで2場演奏されたり、グループとソロの掛け持ちや、ギター伴奏のお手伝いをされる方もいました。聴きごたえのある多彩なパーティとなったと思います。

ゲストは河崎敦子もメンバーの一人であるアルモニーアでした。

本光寺コンサート

平成29年11月22日に、鳥取県岩美郡岩美町にある本光寺本堂にてコンサートを行いました。キーボードの「のだゆき」さん、チェロの「中嶋寄惠」さんとご一緒させて頂きました。本光寺さんではここ数年コンサートにお招き頂いています。

また、本光寺でのコンサートの前に、近くにある岩美町立みなみ保育所で通所している子ども達の前で演奏を披露しました。

赤いコスチュームを身にまとい、手にピアニカをもっているのが「のだゆき」さんです。

台北陶笛楽団2017年定期演奏会その2

台北陶笛楽団の2017年定期演奏会の続きです。

演奏会の最中は録音・撮影ができませんでしたので、台北陶笛楽団が撮影されたものから好シーンを抜粋させていただきました。

ミュージカル、ダンス、七重奏、全員での演奏、游学志さんの発売直前のCD(作曲家の競作)からの新曲披露など、見どころたっぷり、見ごたえのあるコンサートでした。

台北陶笛楽団2017年定期演奏会その1

陶笛阿志こと游学志さんが団長、陳嘉文さんが音楽監督をされている台北陶笛楽団の2017年定期演奏会にお招きいただき、台湾を訪問しました。

定期演奏会は、台北市と淡水河を挟んで左岸側の新北市廬洲区にある廬洲巧学社音楽ホールにて、11月4日夜6時半から9時まで開催されました。「音楽ホール」と宿泊をしていたホテルに隣接する「台北駅」との位置関係は、約8km、タクシーで20分程度で、東京でいえば、「東京駅」から隅田川を渡って話題の「豊洲の新市場」へ行くような距離・時間イメージです。

さて、台北に向かう中華航空機の中で、台湾TVを見ていたところ、テレサテン(鄧麗君)の生涯を扱った番組がありました。彼女が子供の頃住んでいた所が演奏会会場に近いことが分かり、探検をしてきましたので、その状況もご紹介しておきます。TV番組で見たテレサテンが住んでいた家は、国民党軍の軍人の官舎で、木造の長屋のようでした。立ち並んでいた官舎は、その後廬洲の役所の事務所として使われ、2013年に民間に売却され、現在では高層マンション「築禾豊」が建っています。旧居址のマンションと道を隔てて、すぐ前に彼女が洗礼を受けた教会や通った小学校があります。その小学校は1897年創立という廬洲で最も古い小学校であり、現在1年生から6年生まで3000人の子ども達が学んでいます。

また、台北陶笛楽団の皆さんとは、昨年夏の初来日の際、越谷に来て頂いた以来の再会となりました。定期演奏会中の状況は、稿を改め、別途掲載したいと思いますが、リハーサルの時の様子をご紹介します。