杉戸パチパチ寄席

平成30年4月14日、杉戸町の篠原材木店隠し蔵で行われたパチパチ寄席に出演しました。

杉戸町は今から400年前、1616年(元和2年)に日光街道杉戸宿として開かれ、以後北葛飾郡の中心として栄え、明治時代には郡役所も置かれていた町だそうです。

篠原材木店は杉戸宿の丁度真ん中あたりにあり、東武鉄道東武動物公園駅から延びる停車場通りと日光街道が交差するところにあった問屋場の隣になります。問屋場跡は現在銀行になっていますが、その一角に明治天皇御小休所阯の石碑が建っていました。1876年(明治9年)6月3日、奥羽御巡幸のおり、ここで5分間の休憩をとられた場所だそうです。

さて、会場の隠し蔵ですが、土蔵作りのため、音響効果はよく、コンサート向きの建物でした。還暦亭生一本さん、五十八亭ふすま丸さんの落語で来場のお客様が和んだところで、オカリナの音色を聞いていただきました。