平成30年11月18日、越ヶ谷宿宿場まつりの事業の一つである越ヶ谷本町寄席に出演しました。
会場の本町三丁目会所がある越谷市越ヶ谷本町周辺は、江戸時代は日光街道越ヶ谷宿であり、伝統や文化を感じさせる古民家の町並み、久伊豆神社例大祭等の伝統的行事もあります。
これらの資源を活用し、越谷市中心市街地を活性化するため、越ヶ谷TMO(Town Management Organization)が設立され、ハード、ソフトの様々な施策を進めています。ソフト施策の一つとして、「宿場まつり」が開催され、早かごレースや甲冑めぐりなどが行われていましたが、今回、初めて寄席が開催されました。
第1回目の出演者は、五十八ふすま丸(落語)、宮川悦子(フルート)、河崎敦子(オカリナ)、五錦雄吾(津軽三味線)の4人でした。午前1回、午後2回の3回公演で、入場者もしり上がりに増え、最終回は立ち見も出る大盛況に終わりました。
越ヶ谷宿宿場祭りの様子です。越ヶ谷宿の古い商家、早かごレース、子供たちの遊びを撮影しました。
この越ヶ谷宿はBSプレミアムの埼玉発地域ドラマ「越谷サイコー」(平成30年2月28日放映)の舞台ともなりました。NHK連続テレビ小説「ひよっこ」に有村架純さんの同級生役で出ていた佐久間由衣さんが主役で、竹下景子さん、佐藤二朗さんら豪華キャストが登場するホームコメディでした。
撮影した商家の一つは、「越谷サイコー」の撮影に使われた木下半助商店です。街道に面した間口で賦課金がかかりますので、間口(約6間=10m)は広くなく、奥行き(約30間=55m)が長い、町屋となっています。道路に面したところは商店ですが、奥に向かって土蔵や住家が連続して立ち並び、一番奥が氏神様のお宮となっています。