2019年グースの集い

12月21日、第15回グースの集いを開催しました。

第15回目ということで、会場を今年4月にオープンした「スターツおおたかの森ホール」として、スペシャルゲストに、さわきょうこ(語り・アナウンス)、髙岡準(ピアノ)、樽見ヤスタカ(ドゥドゥク)+平間さと子(ピアノ)、野口徹(ギター)をお招きしました。

台・日・韓 国際陶笛交流音楽会

12月8日、台湾陶笛楽団が主催した「台・日・韓 国際陶笛交流音楽会」に特別ゲストとして出演しました。

日本からは河崎敦子、波多野杜邦、巨勢典子、オカリナ合奏団「イカロス」が特別ゲストして招待されました。波多野杜邦さんは三連管オカリナを世界で初めて開発した方で、オカリナの演奏者でもあります。巨勢典子さん(作曲家・ピアニスト)はNHK BSプレミアム『ニッポンの里山』の音楽制作に携わった方です。

また、他の特別ゲストは、台湾からはオカリナ王子こと游學志さん、韓国からは 蘋果樹陶笛五重奏樂團 (「蘋果樹」とは「リンゴの木」のことです。)でした。

 


 

臺中特殊教育學校(臺中市南屯區)交流音楽会

12月9日午後、台中市立台中特殊教育学校を訪問し、交流音楽会を行いました。

特殊教育学校は日本でいえば特別支援学校に相当し、日本の2007年の学校教育法改正以前の呼び方でいえば養護学校となります。台中市立特殊教育学校は2000年に国立台中特殊教育学校として設立され、2017年には台中市に移管され、今年で設立20週年を迎えた学校です。特殊教育学校はまず直轄市(日本でいえば政令指定都市)に国立学校として設立されたようですが、その後直轄市に移管され、直轄市以外に設置されているものは引き続き国立学校の様です。

台中市立台中特殊教育学校は、知的障碍、重度の情緒障碍、脳性麻痺、自閉症、学習障碍、多重障碍のある児童、青少年を受け入れており、高職部(21歳以下の中学校卒業が対象、職業高校)と幼児部(2~6歳の小学校入学前の幼児)から構成され、高職部は3学年25班353名、幼児部は12名の合わせて365名が在学しています。また、職員は121名、内教員は77名で、教員の半数以上は博士号、修士号を持っており、毎年その比率は高まっているとのことです。

陶笛はクラブ活動として行われており、クラブ員は根気よく少しづつ楽譜を憶え、長い曲も暗譜で演奏しています。演奏することがとても楽しいという気持ちが顔の表情に現れています。一緒に演奏する私達もうれしくなりました。